時計をゴミ箱に捨てるシーンを想像することは難しいのですが、確実に以前存在した時計は無くなっています。

おそらく捨てたのだと思います!?

また、捨てなくても

時計メーカーが製造を中止する

   ↓

次に部品も製造中止

   ↓

最後に現存する部品も底をつく

   ↓

そして直すことができなくなる。

このようにいずれは直せなくなりどこかに消えてしまいます。

もし部品が永久に作り続けられれば、時計は永久に存在し続けることが可能です。 

人間の細胞は7年(?)で全て入れ変わるので、7年経つと別人になると、言われます。しかし、やはり同じ人間です。

時計でも、たとえ全部品が入れ替わったとしても、その時計はその時計としてあり続けます。

別の時計になったわけではありません。

でも、メーカーが永久に部品を製造し続けるというのはただの夢にすぎません。

長い時計業界での経験からいろいろな面白い、カッコイイ、味のある、

不思議な魅力を持った時計が思い出されます。

しかしこれからはテクノロジーが画期的に発達する時代です。時計も永久に存在させることができるかもしれません。

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