サンダーバードはスポーツモデルには採用されないドレッシーな回転ベゼルを搭載しており、基本デザインはデイトジャストですが、従来の雰囲気とは全く異なる存在感を放ちます。久しぶりのメンテナンスでお預かりしました。
アンティークウォッチの
オーバーホール
古い時計を現代に蘇らせる
アンティークウォッチの修理・ オーバーホール
掲載の料金は基本料金となります。部品交換が必要な場合は別途部品代がかかります。
かなり高額な部品もございますため、まず正式見積もりをご依頼ください。
モデル | 備考 | 価格 |
---|---|---|
ロレックス |
オートマチック・手巻き | ¥40,000- (税込 ¥44,000-) |
バブルバック | ¥45,000- (税込 ¥49,500-) |
|
アンティークデイトナ | ¥60,000- (税込 ¥66,000-) |
|
オメガ |
オートマチック・手巻き | ¥35,000- (税込 ¥38,500-) |
スピードマスター 手巻き キャリバー321 | ¥50,000- (税込 ¥55,000-) |
|
スピードマスター手巻き キャリバー861 製造時期1969年〜1995年頃までの製造、またはこれに準ずるムーブメント。 ※キャリバー861以降の手巻きキャリバー1861(1996年以降の製造。またはこれに準ずるムーブメント)はアンティークの扱いにはならず¥30,000-(税込 ¥33,000)となります。 |
¥50,000- (税込 ¥55,000-) |
【オーバーホールに関する注意事項】
他のブランドもロレックス・オメガに準ずるとお考えいただいて良いのですが、
部品が全く入手できないブランドもございますので、まずはお問い合わせください。
アンティークウォッチでは、文字盤や針等の蛍光塗料を含め、経年劣化により変色、シミ、ヒビ、剥離等の問題を抱えていることがよくあります。最大限の注意を払って作業させていただきますが、劣化の状態によっては作業中、また作業後に部品が剥離したり、ヒビが入ったりするケースもあり得ます。このような場合、不可抗力として補償対象外とさせていただきます。
1980年以前に製造されたモデルは、アンティークに分類される可能性があります。
キャリバーで言うと、15系およびそれ以前のモデルです。
1970年代に製造されたロレックスのほとんどは、メンテナンス可能です。60年代も多くの場合メンテナンス可能となっています。
さらに古いバブルバックなどはもちろんアンティークに分類されます。
こうしたアンティークウォッチに必要な部品は、入手が非常に難しくなっています。
しかし最近、新たに「アンクル」という部品が入手でき、それを使いオーバーホールが無事に完了したという事例があります。
オーバーホール(アンティーク) ¥50,000
ゼンマイ/パッキン/アンクル交換 ¥87,000
合計金額 ¥137,000
約1980年を境目に、それ以前をアンティークという判断をしています。
1980年前後に時計のムーブメントが自社製からETA社製に切り替わったとされています。
カナルクラブではその時期をアンティークか否かの境界線としています。スピードマスターに関しては、他のモデルとは異なる取り扱いをしています。
ムーブメントがキャリバー321から861、そして1861、コーアクシャルと移り変わっていきましたが、カナルクラブではキャリバー321のみをオールドスピードマスターと扱っています。
キャリバー321から861に変わったのは1969年頃でありますが、現時点ではキャリバー861はアンティークとして扱っていません。
豊富な部品のご用意があります
ロレックスやオメガはかなり古いものでもまだ市場に部品は豊富にあるのでほとんどの場合カナルクラブでは修理可能です。
アンティーク時計修理を補助するいろいろな技術
時計が古くてケース、ブレスレットがキズだらけ、文字盤や針も変色・腐食がある。このような時計をなるべく新品状態に近く再生して使ってみたい。購入時の気分に戻りたい。
カナルクラブでは「ポリッシュ」「文字盤プリント」「針仕上げ」「夜光塗り直し」「革ベルト(ヒルシュ)」等も対応します。
あなたがこのようなご希望をお持ちでしたらぜひこちらもお読みください。
※ヴィンテージ化した時計には、おすすめしません。
つまり文字盤プリント(リダン)はポリッシュ(外装研磨=キズ取り)と並んで“外観を綺麗にする作業”の一つで
もう一度新鮮な気分で時計をお使いいただくための技術です。
文字盤が傷んでいるときは、まずは文字盤交換を検討します。しかし次のような悩みがあるかもしれません。
・文字盤がすでに製造中止になっていて既に入手できない
・文字盤の価格が高すぎる(特にダイヤなどの装飾があると数十万円になる場合があります)など。
そのような時、文字盤プリント(リダン)をお薦めします。
文字盤プリント作業の工程は新品時計の文字盤作成時とほとんど同じです。
①文字盤をデジタル撮影
②文字盤の塗料を全て除去
③柔らかいゴムスタンプに塗料を塗布しそれを文字盤の金属地板に転写。
文字盤のデザイン、カラーによっては数段階の工程を経ることもあります。
これが大まかな工程です。地板に腐食などがある場合はきるだけ修正してから転写の工程に入ります。
腐食が大きいもの
文字盤プリント 料金表 | 価格 | |
---|---|---|
文字盤プリント | 基本料金 ¥30,000- (税込 ¥33,000-) |
※ヴィンテージや、ヴィンテージ化しつつある時計には文字盤プリントはお薦めしないことがあります。 (このような時計に対してはキズがあるままの方が価値を維持できる場合があります)
※クロノグラフなど、複雑なデザインのものはお受けできない場合があります。
※特殊な色の場合、再現ができない場合があります。
※完全に同じ色にならないことがあります
※文字盤プリント(リダン)後はオリジナル文字盤とは言えなくなります
※コピー品、改造品の疑いがある場合に返送料はお客様ご負担とさせていただきます。
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40年の歴史と全体で月間600本の実績の中でロレックスの時計も数多く修理して参りました。一般のお客様からの依頼はもちろん、ブランド買収店や大手質店からご依頼を承っております。オーバーホール後、アンティークウォッチは1年間保証期間を設けています。
理想的なサイクルで定期的なオーバーホールを行っていただくために、基本料金を可能な限り抑えています。基本料金を下げることで、高価なパーツ代金をカバーして修理料金そのものを安心価格に。お客様のご負担を減らすカナルクラブならではの工夫です。
新型ウイルスの影響や遠方でご来店いただけないお客様のために、宅配にて修理を承ります。ご在宅でも安心してお受付可能、WEBフォームまたはお電話にてご依頼頂けます。無料梱包キットのご用意もございます。お気軽にお申し付けください。
リピーター様のご利用となります。前回4年程前のご依頼でしたので時計内部の状態から大切にご使用頂いていた様子が伺えました。
計 ¥49,000-
- オーバーホール(調整/パッキン/) | ¥49,000- |
---|
この時代の部品が在庫であることはとてもラッキーだった思います。
アンティーク時計でもこういった修理が可能でありますのでご相談ください。
計 ¥100,000-
- オーバーホール(調整/錆処理) | ¥80,000- |
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- 丸穴車 | ¥20,000- |
1951年製のロレックスアンティークウォッチ6144。
CAL710とレアなムーブメントのメンテナンスです。純正部品に対応が叶った修理事例です。
計 ¥75,000-
- オーバーホール | ¥35,000- |
---|---|
- 部品交換(ゼンマイ/パッキン/機止め板/機止めネジ/秒かな押) | ¥40,000- |
CAL645 程よく膨らんだケースバブルバック。アンティークを代表する形状です。内部部品の破損により止まっておりましたが部品入手ができた為、修理可能となりました。
計 ¥137,000-
- オーバーホール(アンティーク) | ¥50,000- |
---|---|
- ゼンマイ/パッキン/アンクル交換 | ¥87,000- |
長期メンテナンスをされていらっしゃらず、遅れがちでした。また、リューズのねじ込みが浅くなっていた為、防水性に不安を感じましたので、リューズとチューブを交換しました。1675は市場価格が年々上がっていますし、特にコチラノペプシカラーは人気があります。
計 ¥77,000-
- オーバーホール | ¥30,000- |
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- リューズ/チューブ/パッキン/ゼンマイ | ¥47,000- |
サンダーバードはスポーツモデルには採用されないドレッシーな回転ベゼルを搭載しており、基本デザインはデイトジャストですが、従来の雰囲気とは全く異なる存在感を放ちます。久しぶりのメンテナンスでお預かりしました。
計 ¥77,000-
- オーバーホール | ¥30,000- |
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- パッキン/風防/ゼンマイ/リューズ | ¥47,000- |
デイトジャスト1601 1970年代の風防タイプです。この時代のロレックスの顔とも言える代表モデルです。ご家族で代々受け継いで今でも良好な状態で動いています。
計 ¥47,000-
- オーバーホール | ¥30,000- |
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- ゼンマイ、パッキン、調整 | ¥17,000- |
デカバラのチューダーです。古い時計でありますが、とてもアジがあるフェイスですね。
計 ¥62,000-
- オーバーホール | ¥30,000- |
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- リューズ、パッキン | ¥32,000- |
キャリバー321搭載のスピードマスターはコレクターの間で高い人気を誇ります。年代物の時計ではありますが、オーナーが大切にご使用されていらっしゃる様子が時計内部より伺えました。
計 ¥41,000-
- オーバーホール | ¥35,000- |
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- パッキン、調整 | ¥6,000- |
エクスプローラー5500 なるべく外装部品は当時のままを維持していただくことをお勧めしています
計 ¥100,000-
- オーバーホール | ¥30,000- |
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- 交換部品(パッキン、風防、ローター芯、ゼンマイ、巻上車) | ¥70,000- |
CAL1040のオールドに値するスピードマスターです。希少価値があるので、定期的なメンテナンスして長くご愛用いただきたいですね。
計 ¥76,000-
- 基本オーバーホール(オールド品) | ¥30,000- |
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- 交換部品)(ゼンマイ、パッキン、ガラス) | ¥46,000- |
時計が腕時計になる前は懐中時計を紐で腕に縛り使用していた時代もありました。古めかしくも丁度よいアジがでています
計 ¥35,000-
- オーバーホール | ¥30,000- |
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- 精度調整 | ¥5,000- |
ゼニスのオールド品です。ゼニスの現行モデルのイメージとは違った雰囲気が、懐かしくもいいものです。購入より40年近く経過しており、初めてのメンテンナンスです。
計 ¥60,000-
- オーバーホール | ¥40,000- |
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- 交換部品(ゼンマイ、香箱、2番車) | ¥20,000- |
短針の引っかかりにより不具合が生じ、ご依頼いただきました。タキメーターがガラスプリントされているスピードマスターです。
計 ¥71,000-
- オーバーホール | ¥30,000- |
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- 裏蓋パッキン | ¥2,000- |
- ゼンマイ | ¥5,000- |
- 針一式 | ¥34,000- |
風防の破損されてのご依頼です。オメガのオールドクラスになる手巻き時計です。鮮やかなブルーのベルト、文字盤がオールド品には一見見えませんが、とても印象に残るお時計です。
計 ¥68,000-
- オーバーホール | ¥30,000- |
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- 風防 | ¥8,000- |
- リューズ | ¥10,000- |
- 秒カナ | ¥4,000- |
- 2番車 | ¥6,000- |
- 丸穴車 | ¥6,000- |
- ツヅミ車 | ¥4,000- |
アンティークに属するREF6066 手巻きのロレックスです。定期的なお手入れをしていただき、長くご愛用していただければと思います。
計 ¥80,000-
- オーバーホール | ¥30,000- |
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- 内部パーツ、パッキン類交換 | ¥50,000- |
ユーザー様は譲り受けたものであるそうですが、クラスプピンが欠損し断裂した状態でのご依頼でした。なるべくリューズはそのままに使用いたいとのことでしたので、若干リューズの捻じ込みは浅いものの汗水に今後ご注意していただく旨をご了承いただいてのご修理です。
計 ¥45,000-
- オーバーホール | ¥30,000- |
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- クラスプピン別作 | ¥3,000- |
- パッキン ×2 | ¥5,000- |
- 調整 | ¥7,000- |
ここ数年、ロレックスのオールドモデルで特にスポーツ系は右肩上がりに市場価格が上がっております。特に不具合はないのですが、定期メンテンナンスとしてご依頼いただきました。
計 ¥48,000-
- オーバーホール | ¥30,000- |
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- パッキン | ¥3,000- |
- チューブパッキン | ¥2,000- |
- 他調整 | ¥4,000- |
- ゼンマイ | ¥9,000- |
譲り受けた時計だそうです。年代物ですから、それなりのアジがでています。
計 ¥53,000-
- オーバーホール | ¥30,000- |
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- 裏パッキン | ¥4,000- |
- リューズ | ¥15,000- |
- 他調整 | ¥3,000- |
今回はパッキンをはずしたところで割れてしまう程、パッキンが劣化していました。これでは、防水に対して非常にあまくなり、危険な状態です。OLD時計になると、部品の在庫も難しいものもでてきますが、可能な限り部品入荷を調べさせていただき修理実施のお手伝いをさせていただきます。
計 ¥77,000-
- オーバーホール | ¥30,000- |
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- 部品交換(風防/パッキン/リューズ/巻き芯/クラッチ車/巻上車下ホゾ板) | ¥44,000- |
オメガ ダイナミック オールド品
年数が経過した時計もきちんと定期メンテナンスをして頂くことで長くご愛用いただけます。
計 ¥63,000-
- オーバーホール | ¥30,000- |
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- 部品交換(リューズ/ローター芯/巻上車下座/巻上車) | ¥33,000- |
20年程メンテナンスをされていない風防タイプ・1601です。リューズのねじ込みは浅くなってきているのですが、ユーザー様了承のうえ、汗水に注意していただき、必要最低限の修理となりました。
計 ¥46,000-
- オーバーホール |
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- 部品交換(ゼンマイ/パッキン類) |
ゼンマイ切れによる止まり
計 ¥39,000-
- オーバーホール | ¥30,000- |
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- パーツ交換(パッキン/ゼンマイ) | ¥9,000- |
4桁の1972年製のレディース DATEです。やはりそれなりにブレスレットにくたびれ感はあるものの時計内部はとてもきれいな状態です。風防にはカケがあったので交換させていただきました。
写真は今回交換した部品です。(カナルクラブでは特別な事情がない限り、交換した部品は全てユーザー様にお返ししております<(_ _)>)パッキンは劣化してはずした時に切れてしまっています。弾力性も失いただの薄い紙のようになっていました。これでは、防水がある時計といっても意味のないものに変わっていますね。
オールド品の時計も数多く修理させていただいております。メーカー修理を断られた方や他社で高額なお見積りで修理をあきらめた方はぜひカナルクラブにご相談を!
計 ¥48,000-
- オーバーホール |
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- 内部交換(ゼンマイ/パッキン/風防/調整) |
保証期間は、修理完了日より1年間となります。交換した部品以外が原因の不良の場合は部品料金が別途かかる場合がございます。
※アンティークモデルの場合は半年間の保証となります
当社でオーバーホールした時計は、永年無料で磁気抜きをさせていただきます。お気軽に店頭までお持ちください。
※店頭お持込のみ、日曜除く
我々は、アンティークウォッチこそ直す価値があると考えています。
それは時間によって社会的にも個人的にも価値が熟成されているからです。
時計は特別な存在です。
現代では末永く持ち続ける価値のあるモノはだんだん減ってきています。その中で時計は特別なアイテムです。
今後、社会の中でどれくらいその時計が残っていくか?というもの社会的価値、個人的価値に影響します。つまり希少性です。
だからこそ我々はアンティークウォッチを守っていきたいと思います。