今回の画像は1990年頃に大流行した時計です。代表格は、エルメスクリッパー  シャネルプルミエール(1987年発売)です。

1990年代に全盛期を迎えた感じで、街中にあふれかえっていました。もちろんオメガも多かったです。ただ、オメガはまだ部品がこれからもしばらくはありそうですが、他のブランドについては何とも言えません。このての時計はクオーツ時計が主流ですが、クォーツ時計は電子回路から製造中止になることが多いので、とりあえず今のうちに良い状態にしておくことをお薦めします。

 

シャネルプルミエールのベルト黒革ヒモは新品に交換できる

黒い革ヒモの部分がどうしようもないほど劣化しているプルミエールがありますが、この画像のように新品と交換することができます。見事に生まれ変わりました。(黒の革の塊は今まで使用していた劣化した革ひもです)

後、もう一つ・・・特にエルメスクリッパーや、シャネルプルミエールは最近、中古市場で人気が復活しています。復刻版として今秋(2022年10月1日 価格¥759,000)発売されていることも大きいでしょうが、若い人達の興味を引いているようですね。若い人たちにとっては、初めて見る時計で新鮮なデザインなんですね。女性の手首にフィットしアクセサリー性を感じさせてくれるデザインです。

メンテナンス=オーバーホールをなさる場合、正確なこと(メンテナンス可、不可)は正式見積もりをご依頼いただいてから判明するのですが、お問合せの時点で、ある程度まではお答えできます。*時計のコンディション復活と同時に、1990年頃、今から30年ほど前の記憶、感情も蘇りそうです。

同じカテゴリの記事

非防水超高級時計 ~ピアジェ(Piaget)~

おそらく30年位前の話になります。当時ピアジェの日本代理店だった平和堂 ...

カナルクラブから

READ

時計の寿命を延ばすためのケアガイド

今まで何回も話たり書いたりしてきたことですが、初めて読む方もいらっしゃ ...

カナルクラブから

READ

時計の寿命を延ばすためのケアガイド

ブレスレットの駒と駒の間の隙間が大きくなる(この時点では外観の問題だけ ...

カナルクラブから

READ

CATEGORY

SEARCH

ARCHIVES

MESSAGE

当ブログでは皆さんに時計に関してのあらゆるお話ができたらと思いますので宜しくお願いします!

施工事例や時計に関するよもやま話などホームページ内ではお伝えしきれなかった内容も書かせていただきますのでぜひご覧下さい。

高級時計修理工房
カナルクラブ