タグホイヤー カレラの定番 “クロノグラフ”の扱い方

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タグホイヤーは、1860年にスイスで創業し、ストップウォッチやクロノグラフといったスポーツウォッチの開発に注力してきた高級時計メーカーです。

タグホイヤーを代表するコレクションといえば、モータースポーツから着想を得て誕生したカレラ。ただし、一口にカレラと言えど、カレラ・キャリバー5・デイト、カレラ・キャリバー5・デイデイト、カレラ・キャリバー16・クロノグラフなど、モデルは多岐にわたります。

今日ではさまざまなカレラが登場していますが、中でも人気が高いのは、やはり従来の定番であるクロノグラフ搭載モデルです。スポーティなデザインが印象的である一方、機能を使用した経験がない方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、今回はクロノグラフとタキメーターについてご紹介します。

タグホイヤー カレラヘリテージクロノグラフ

クロノグラフの操作方法とタキメーターの見方

クロノグラフは、腕時計に備えられたストップウォッチ機能です。2時方向のボタンを1回押すと計測が開始し、ストップするときは再度同じボタンを押します。ストップした状態で4時方向のボタンを押すと、計測時間がリセットされます。

また、クロノグラフの一部として、タキメーターが備わっているのが一般的です。タキメーターはレーサー向けに作られた機能で、平均速度を求めることができます。スポーティなデザインも人気を高める要素といえるでしょう。

タキメーターの基本的な使い方ですが、まずは1kmの走行にかかる時間をクロノグラフで計測します。ストップ時、クロノグラフの針が指したタキメーターの数字が、1kmの平均時速です。例えば1kmを1分で走行すると、クロノグラフの針がタキメーターの60の目盛りを指すため、平均速度は時速60kmであると判断できます。

クロノグラフモデルのオーバーホールはカナルクラブにお任せください

Cal.1887

クロノグラフ搭載モデルは、時間を示すだけでなく、計測器としての実用性の高さが魅力的です。実用される場面は少ないものの、クロノグラフのデザイン性を決める重要なパーツであることに変わりはありません。今までクロノグラフを使用した経験がなかった方も、この機会に計測機能を試してみてはいかがでしょうか。

カナルクラブでは、カレラを始めタグホイヤーのオーバーホール・修理依頼を受け付けており、比較的新しいモデル “1887クロノグラフ” も修理可能となっております。お手元の腕時計に不具合が感じられましたら、ぜひカナルクラブへご相談・お見積りください。修理実績が豊富で腕のいい技術者が、責任を持ってお客様の腕時計をオーバーホールいたします。

→ タグホイヤーのオーバーホール・修理事例

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こちらのコラムでは主に初めてオーバーホールする方に向けてぜひ知っておいていただきたいことを書いています。

カナルクラブではオーバーホールの大切さを知っていただき、大切な腕時計の価値を長持ちさせていただきたいと思っております。

ご不明点がございましたらお気軽にお問い合わせください。