長期間メンテナンスされていない時計は、ゴムパッキンの劣化により水分が浸入し、そのまま放っておくと文字盤などが劣化、変色、腐食することがあります。文字盤の色が変色している。文字盤にニキビのようなブツブツがたくさん出ている・・・・(悲)このような状態には購入から10年位ではなかなかなりません。長期間、メンテナンスなさっていなかったのでしょうか。このような見た目で分かる劣化が直ればどんな気分になるでしょう?
30年前に購入した時の気分でしょうか。人は高額商品を購入するとき、気分が高揚するものです。前から欲しかったものが手に入る、そしてそれを可能にできる自分。さらにその時計を始めて腕に付けて外出する日の高揚感。このように時計が新品だったときに感じた気分は格別です。文字盤プリント(リダン)はそれをもう一度味わうための技術です。もちろん同じ文字盤が入手できる場合は、まず純正文字盤交換を検討します。
文字盤プリント(リダン)で対処する
・文字盤が製造中止になっている場合
・高額な文字盤交換を余儀なくされた場合(ダイヤモンドがついているデザイン)
*ただし、ヴィンテージ時計として価値があがっているものは文字盤プリントはお勧めしておりません。