ロレックス Ref. 1016
オールドウォッチですと、風防やケース・ブレスレットが傷だらけということが多いのですが、稀に非常にキズが少ないことがあります。
画像はロレックス1016です。
キズが少なく、程度の良いものです。キズの多いプラスチック風防を年がら年中見ているとキズの無いプラスチック風防がサファイアガラスに見えてしまいます。一瞬現行品かと勘違いしてしまう程です。
それほど、オールドウォッチは(プラ風防だけでなく)キズが多いのが当たり前。はっきり言って綺麗すぎるオールドウォッチには多少の違和感を感じます。最近はカナルクラブでは、年々OLD時計の修理が多くなっておりますが、劣化具合の個体差が本当に大きいので、例えば同じモデルの同じ年代の時計を比べた時にこの差はとてもわかるものです。中古時計販売のときはポリッシュ(キズ取り研磨)をするのはしょうがないのですが、自分のものならキズは気になりません。
キズ無しが良いか? OR キズ有りが良いか?
多くの方はキズは無い方が好みみたいですね?古くなるにつれて価値が上がるような時計は、新しくてキズの無い時には今の価値は無いわけです。
つまりキズがあってこその価値観と思えるのですが・・・。ビンテージジーンズもその部類でしょうかね・・・