クォーツにもオーバーホールは必要?

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オイルを注した歯車が動くものは全てオーバーホールが必要

クォーツ時計(電池式水晶発振時計)は電池交換をしても動かなくなってしまうことがあります。通常はオーバーホールをすれば直りますが、稀に電子回路が壊れていることがあります。

製造された年代によっては、電子回路が廃盤になっていたり、用意されていなかったりすることもありますが、高級時計ですと修理受付期間が長いのでかなり長期間部品は入手できます。つまり、かなり古いモデルでもオーバーホール可能ということです。しかし、電池が無くなった後長期間放置していると、古い電池が漏液を起こし、電子回路を痛めてしまう可能性があります。

その場合はまず電池交換をして、動かなければすぐにオーバーホールすることが大切です。

電子回路以外のトラブル

電子部分は衝撃を与えたり、水没させたりしていなくてもトラブルが起きることがあります。劣化するものであるため、大切に使っていても完全にトラブルを防ぐことは困難です。壊れてしまってから修理を依頼しても直す事は可能ですが、出来るだけ長く使い続けたいものは定期的にオーバーホールを依頼してください。

クォーツは弱い力で動くという性質があるため、オイルの劣化があっても部品がそれほど摩耗するということはありませんが、ゴムパッキンの劣化などにより内部の状態は悪くなります。またステンレス製の場合、汗に含まれる脂分により、リューズ・裏ブタの内側が腐食します。これを防ぐには、オーバーホールしかありません。また電子部分だけでなく、歯車や油、針のトラブルが起きると正常に動かなくなったり、電池の持ちが悪くなったりします。クォーツは正確に時を刻み続けられるのが魅力ですが、歯車に汚れが溜まったり錆がついたりするとうまく動かなくなって止まることがあるのです。そのため、一度分解して汚れを取り除く必要があります。

また、油は歯車などのパーツをスムーズに動かすために欠かせませんが、時間と共に古くなったり油が切れて動きにくくなったりします。一つの部品に無理がかかると他のパーツまで影響を受けてしまうため、洗浄して油を取り除き新しくオイルを注入することが大切です。一見正常に見えても、コンディションという面からみるとオイルの状態、ゴムパッキンの状態、外装部品の状態は良くないということがあります。このようなコンディションですとオーバーホールが必要です。クォーツの場合ですと、5年までの定期オーバーホールをお勧めします。

 

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こちらのコラムでは主に初めてオーバーホールする方に向けてぜひ知っておいていただきたいことを書いています。

カナルクラブではオーバーホールの大切さを知っていただき、大切な腕時計の価値を長持ちさせていただきたいと思っております。

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