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パネライは、1860年にフィレンツェで設立されたイタリアの高級腕時計ブランドです。
イタリア海軍と協力してきた長い歴史があり、重厚感のある大胆なデザインと、精度・耐久性を重視した腕時計を開発してきたブランドとして知られています。
パネライのコレクションと言えば、ルミノールとラジオミールの2つに大別されます。2つのコレクションには、大きく異なる点があります。それは、リューズプロテクターの有無です。
ロックレバー式リューズプロテクターの役割
1950年代、現行のルミノールコレクションのアイデンティティとも言えるリューズプロテクターが誕生しました。リューズプロテクターは、リューズを衝撃から保護し、時計の防水性・気密性を向上させる役割を果たします。
ラジオミールや一般的な高級ダイバーズウォッチに採用されているプロテクターは、リューズを回転させる”ねじ込み式” です。しかし、ルミノールではレバーでリューズを押え込む “ロックレバー式” を採用しています。
1分1秒を争う海軍が手短に時刻合わせをするために、リューズプロテクターのレバーを起こし、ロックを解除できるようにしたそうです。
腕時計の故障を防ぐロックレバー式リューズプロテクター
リューズを回転させるねじ込み式リューズプロテクターでは、ゴムパッキンに斜めの力が加わります。一方、リューズを上から押えて密閉するロックレバー式リューズプロテクターでは、リューズへの負担が少ないため破損しにくいのです。
構造的に、ゴムパッキンが劣化したあとも防水性を保ちやすいため、腕時計内部に水や汗が大量に浸入する心配もありません。結果として、高価な部品交換が必要になる事態を招きにくくします。
パネライのオーバーホールはカナルクラブにお任せください
リューズプロテクターが備わったルミノールは、修理料金が高額になりにくいモデルです。大きく故障するケースは少ないものの、接続時間の短縮やカレンダーの切り替え不良が気になり、オーバーホールをご依頼いただくお客様はいらっしゃいます。
小さな異変に気づいた方や、しばらくオーバーホールをしていない方は、ぜひこの機会にオーバーホール・修理をご依頼ください。修理実績が豊富で腕のいい技術者が、責任を持ってお客様の腕時計をオーバーホールいたします。
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こちらのコラムでは主に初めてオーバーホールする方に向けてぜひ知っておいていただきたいことを書いています。
カナルクラブではオーバーホールの大切さを知っていただき、大切な腕時計の価値を長持ちさせていただきたいと思っております。
ご不明点がございましたらお気軽にお問い合わせください。