タグホイヤー1887クロノグラフの受け付けを開始しました。セイコーキャリバー6sを基本に設計され、タグホイヤー創立150周年にあたる、2010年に発表されたモデルです。
今までは受付けを積極的に行っていませんでしたが部品も入手できるようになったところで受付開始の連絡をさせていただきます。
タグホイヤーは、キャリバーナンバーが裏ブタを開けなくても、わかるように文字盤や裏蓋、バックスケルトンから見えるローターに書いてあることが多いです。お問い合わせの際にも、多くの方がキャリバーナンバーまで記載してくれるので、こちらも対応がし易いです。これはCal.1887も例外ではなく、画像のように文字盤やローターに書かれていますので、すぐにわかります。
Cal.1887は、通常のクロノグラフより部品が多いので、基本オーバーホール価格が少し高く¥28,000(税別)です。
このモデルは比較的新しいものなので今のうちにメンテナンス=オーバーホールでムーブメントの洗浄だけでなく、オーバーホールに含まれる外装部品洗浄で、リューズ、ボタンの内部環境を良くしておくことをお薦めします。もちろん高額部品であるリューズ、ボタンを守ることが重要です。それが“理想的なメンテナンスサイクル”を実現する第一歩になるでしょう。(ちなみに、“理想的なメンテナンスサイクル”というのは部品、特にオーナーの方が守れる高額部品を守ることで、長年、リーズナブルなメンテナンスを行えることを言います)