前回に引き続き高額部品を守る3つのポイントのコンテンツをご紹介しますので、ぜひご参考にしてみてください。
高額部品を守る3つのポイントとは
ローター芯を守る
どのブランドのものもローター芯は高額部品であり、破損すると修理代を高額にしてしまいます。 ローター芯を守ること、それがリーズナブルなメンテナンスを実現する第二条件です。
ロレックスの場合、ローターの直径は28mm前後ですが、ローター芯の最も細い部分は0.7mm〜1mmほどしかありません。
オートマチック時計は、このローターを回転させることでゼンマイを巻きます。
落下や衝撃、またはゴルフなど、時計に急な負担のかかるスポーツをされる際には時計を外すことをおすすめします。また、油が劣化し始める最後のオーバーホールから3年目から4年目以降は、ローター芯の摩耗を防ぐため、ゼンマイを巻く際は時計を手で振るのではなく、リューズを回して巻く事でローター芯の摩耗を防ぎます。