最近の傾向として・・・
時計はいずれ親族に譲りたい(最近これを望む方が増えています)という方も多いと思います。飽きたら売ろうという方は,カナルクラブのお客様には殆どいらっしゃいません。つまり高級時計は一生ものどころか、二生モノ 三生モノ 多生モノ そしてさらに、できれば永久に・・・となるわけです。大げさに感じるかもしれませんが、決して大げさではありません。
例えば50年後、その時点のオーナーの方は「これからもずっとこの時計を使いたいし、親族に譲りたい」と思うでしょう。それの繰り返しで、終わりがありません。
数十年後、その時にはこのブログに書いたことが今よりもっと強く求められる時代です。二生モノ 三生モノ、多生モノ、永遠となれば、時計自体の劣化や部品入手の問題が、一生ものと考えていたときより大きくなります。それをずっと続けるには、乗り越えるハードルも高くなります。しかし、基本的に部品にやさしい環境を維持し続けることができれば、その時計にとっては低いハードルとなります。はっきり言えるのはその時計が“パーツにやさしい環境”にあれば,時計は長持ちし、経済的な負担も少なくなります。ですから時計を誰かに譲らない場合でも同じです。結構大げさに感じるかもしれませんが、二生モノ、三生モノと考えれば、一生は楽勝です。前回テストで50点だった人でも100点を目標にしていれば、結局80点でも満足いくというのと同じですね。ですのでパーツに優しい環境を意識するということは、非常に大切で、これが無ければ理想的なメンテナンスサイクルは実現されません。そしてそれを実現するのが、定期メンテナンスと、オーバーホール完了後にお送りしている“正しい時計使用習慣”の動画ということになります。