カナルクラブのブログでは、使用頻度を少なくした方が良いとか
汗に気を付けましょう、とか小うるさいことを書いていますが、
それは高級時計を非常に長い年月、できれば一生使っていきたいと
いう方が多いと思うから書いています。
実際その通りでしょう。
特に高級時計の社会的な価値がどんどん上がり続ける現在、
手に入れたらなかなか手放さない傾向が増える中
1人のオーナーにとってのメンテナンスの知識の重要さが
上がっているので、当然です。
これは・・・を知らないばかりに、使い方を間違えてしまって、
時計を傷めてしまっているからです。
しかし、いくつかのポイントを押さえていれば毎日大汗をかいて
使っていても、定期メンテナンスさえすれば大きな問題はありません。
問題なのは、知識が無いために予想と違った結果がでてしまうことです。
予想通りならそれは納得ずくということになります。
それが良いならそれで良い。
そこで・・・
時計側から見て一番辛い使い方の例を挙げます。
意外と多い悪い使い方の見本として時計の方から見た酷い扱いの例を挙げておきます。
メンテナンス=オーバーホールもしてもらえないのに毎日こき使われ
もちろん夏にはオーナーの大汗を浴びせられ、汗の脂分で皮膚呼吸ができなくなり腐食する。
ゴルフのお供をさせられ、首(ローター芯)をへし折られ、脳(テンプ)震とうを起こし
また、お風呂にも一緒に入れられてお湯による防水機能の低下により浸水し、茶色くなる
少しさぼって休憩していると、手でわしづかみにされぶんぶん振られて
無理やりゼンマイを巻かれて目が回り・・・・。
最後は「ダメな奴だ。飽きた。」などと罵られ奴隷市場に売られていく。
そんな元高級時計に、私はなりたくない。