スイスを代表する高級時計ブランド「オメガ(OMEGA)」は、150年以上の歴史を誇る老舗メーカーです。
NASAの公式装備として宇宙に行った時計としても知られ、ロレックスと並ぶ人気を維持し続けています。
今回は、そんなオメガの魅力と代表モデル、そして長く愛用するためのメンテナンスの要点をご紹介します。
【オメガの歴史──精度と信頼性の象徴】
オメガの歴史は1848年、創業者ルイ・ブランがスイス・ラ・ショー=ド=フォンに設立した小さな工房から始まりました。 19世紀末には自社製ムーブメント「19ライン キャリバー(オメガ)」を発表し、その高い精度と交換性が評判となります。 このムーブメントの完成度が「究極」を意味するギリシャ文字“Ω(オメガ)”の名をブランド名とするきっかけとなりました。
20世紀には、スイス鉄道の公式時計やオリンピック公式計時などを担当。精度・信頼性の代名詞として、世界中で支持を得ました。
現在もスウォッチグループの中核ブランドとして、伝統と最新技術を融合させたモデルを発表し続けています。
【代表モデルに見るオメガの多面性】
■ スピードマスター(Speedmaster)
1957年誕生。特にプロフェッショナル(ムーンウォッチ)は、
1969年アポロ11号の月面着陸で使用され、NASA公認装備として名を残しました。
- ムーンウォッチ:堅牢な手巻きクロノグラフ
- 現行スピードマスターには自動巻きやバリエーションも多数
オメガの中で最も象徴的なシリーズのひとつです。
■ シーマスター(Seamaster)
1948年に高防水性能を持つドレスウォッチとして登場。
1957年の「シーマスター300」以降、本格ダイバーズへと進化し、
現在ではダイバーズウォッチの代表格となっています。
映画『007』シリーズでジェームズ・ボンドが着用することでも知られ、
スポーティさとデザイン性を両立したシリーズです。
■ コンステレーション(Constellation)
1952年誕生。クロノメーター精度を追求したエレガントラインで、
ケース・文字盤に星のモチーフを配した象徴的モデルです。
ビジネスシーンでの人気も高く、ドレスウォッチとして確固たる地位を築いています。
【オメガが誇る技術革新──コーアクシャル脱進機】
1999年以降、多くのモデルに採用された「コーアクシャル脱進機」は、
時計師ジョージ・ダニエルズが発明した革新的構造です。
- 従来構造と比べ、脱進機の摩擦を大幅に軽減
- 金属摩耗・油劣化が起きにくい
- 結果としてオーバーホール周期が従来の約2倍(8〜10年)に延長可能
“精度を長期間維持できる”という点で、現代オメガの大きな魅力です。
【メンテナンスのポイント──精密機構を長く保つために】
コーアクシャル搭載モデルは油劣化が起きにくく、一般的な機械式より長寿命です。
しかし、精密な防水構造を持つモデル(例:シーマスター)はパッキン・リューズが経年劣化するため、
- 防水点検:3〜5年ごと
- オーバーホール:8〜10年を目安(状態により前後)
が推奨されます。
オーバーホールでは、専用工具・専用調整技術が必要になるため、
経験豊富な技術者に依頼することでムーブメント性能を最大限維持できます。
まとめ──“一生もの”としてのオメガ
オメガは精度・耐久性・デザインのバランスに優れた高級時計です。
モデルごとにキャラクターは異なりますが、いずれも美と実用性を兼ね備えています。
正しいメンテナンスを行えば、何十年先まで正確に時を刻む“生涯の相棒”として愛用できます。
カナルクラブでは、スピードマスター・シーマスター・コンステレーションほか、
各シリーズのオーバーホール・修理に対応しています。
純正部品交換、精度調整、防水テストまで、一点ずつ丁寧に仕上げますので、
お気軽にご相談ください。
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こちらのコラムでは主に初めてオーバーホールする方に向けてぜひ知っておいていただきたいことを書いています。
カナルクラブではオーバーホールの大切さを知っていただき、大切な腕時計の価値を長持ちさせていただきたいと思っております。
ご不明点がございましたらお気軽にお問い合わせください。




