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劣化の進み方は時計の値段に関係ない
一台何十万、何百万とする腕時計を持っている人もいるのではないでしょうか。高額な腕時計はできれば一生使いたいものです。
しかし、劣化のしやすさ、長持ちのしやすさは腕時計の価格に関係ありません。安いものでも定期的にメンテナンスをしていれば長持ちさせることができますが、逆に全くメンテナンスをしていない場合は、何百万もするものでも劣化して精度が落ち、いずれ動かなくなってしまうのです。
高級時計の高級という意味はメンテナンス = オーバーホールをしなくても問題無いということではありません。
長期間オーバーホールしていない時計をお持ちなら早めにカナルクラブにご依頼ください。
新品同様になって戻ってくる
針が急に止まる、もしくは全く動かなくなってしまった場合でも、ダメージが大きいとは限りません。
オイルにも、ゴムパッキンにも、他の部品にも全く問題がなくても、ゼンマイが切れると時計は動かなくなったりします。
このような場合、たとえ動かなくてもダメージが大きいとは言えません。
反対に正確に動いているようでも、ご購入から、また前回オーバーホールから長期間オーバーホールしていないなら部品のダメージは大きい可能性もあります。(ご使用習慣や、ご使用頻度によって差がでます)
3、4年経過したものは、不具合が起きていなくても一度依頼しましょう。
裏蓋を外してパーツを取り出し、洗浄や注油、傷んでいる部品を交換して、再度精度を調整します。そうすることで、新品同様の精度になって手元に戻ってきます。
磁気帯びが発生している場合は、専用器具を使って磁気抜きを行ってくれるため、安心です。
パーツが入手できないような古い時計の場合、部品調整や、一から作り直すなど手間がかかるためお金はかかりますが、買い直すよりは安く済むでしょう。
長く使えば使うほど愛着もわいて、簡単に手放したくないものです。
定期的にオーバーホールをお願いし、常に精度がいい状態にしておきましょう。
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こちらのコラムでは主に初めてオーバーホールする方に向けてぜひ知っておいていただきたいことを書いています。
カナルクラブではオーバーホールの大切さを知っていただき、大切な腕時計の価値を長持ちさせていただきたいと思っております。
ご不明点がございましたらお気軽にお問い合わせください。