腕時計を長く使うためにはオーバーホールが欠かせない
高級腕時計に憧れ、購入したという人は多くいます。
やはりゼンマイで動く機械式腕時計に憧れる人も少なくありません。
しかし、腕時計を購入した後のメンテナンスについて考えていなかった人も多いのではないでしょうか。
ここで勘違いすると、痛い目を見ることがあります。
腕時計はオーバーホールという定期的なメンテナンスが必要です。
オーバーホールはお金がかかることであるため、壊れてからメンテナンスをしようと考えている人もいるかもしれません。
しかし、機械式腕時計を長く使うためには、どのブランドの時計でも定期的にオーバーホールする必要があります。
オーバーホールの必要性を知り、腕時計を長持ちさせましょう。
そして、毎回のメンテナンス(=オーバーホール)の際の経済的な負担を少なくしましょう。
オーバーホールを行わずに腕時計を使い続けると、部品が破損し、精度も悪くなります。
例えば、時計の進み具合、遅れ具合がひどい、パワーリザーブが持たないなどといった状態になってしまいます。
また、時計の防水性能は、ゴムパッキンの劣化が始まる前回のオーバーホールから4年位の時期から低下してきます。
状態が悪いまま使い続けると、ダメージはどんどん大きくなります。
できるだけ長く腕時計を使いたいのであればオーバーホールが欠かせません。
オーバーホールの必要性
腕時計のパーツは(特に機械式時計は)強く擦れあって動いています。
そのパーツが互いに傷つきあい、すり減ってしまうのです。
1つのパーツがすり減ると他のパーツにまで負担をかけてしまうこともあるため、新しいパーツに交換しても逆に影響を与えてしまうことがあります。
そのため、新しいパーツに交換するだけでは済みません。
オーバーホールはパーツとパーツの間にあるオイルの入れ替えを行って、
すり減らないようにします。
オイルが劣化するとパーツが摩擦によって破損するので、定期的にオーバーホールを行ってオイルの入れ替えをすることが大切です。
既に破損しているパーツがある場合もオーバーホールで見つけることができます。
分解しなければ見つけにくいパーツの破損もあるため、定期的にオーバーホールをしてみてはいかがでしょうか。
このようにオーバーホールが必要だとされている理由があります。
これまで必要性がわからなかったという人も、オーバーホールの必要性を知らないまま腕時計を使ってしまうことがないように、しっかりメンテナンスをしましょう。
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こちらのコラムでは主に初めてオーバーホールする方に向けてぜひ知っておいていただきたいことを書いています。
カナルクラブではオーバーホールの大切さを知っていただき、大切な腕時計の価値を長持ちさせていただきたいと思っております。
ご不明点がございましたらお気軽にお問い合わせください。