ロレックスのデイトジャストやデイデイトなど、高級腕時計にはカレンダーを搭載したモデルが数多く存在します。1ヶ月の日数は月ごとに変わるため、腕時計のオーナー様自身で日付を変更されていることでしょう。その際に気をつけたいのが、”リューズ操作によるカレンダー変更を行う時間帯”です。
メーカーが採用しているムーブメントにより異なるものの、カレンダーの変更禁止時間帯は一般的に20時から明方の4時まで。この時間帯は「日送り車の爪」がカレンダープレートに接近または噛み合っており、リューズを引いてカレンダーを変更しようとすると、パーツの破損や接触不良によって時計が動かなくなる可能性があります。
上記の時間帯はリアルタイムではなく、腕時計の時間を指しています。このことを把握していれば、夜中でもカレンダー変更が可能です。ロレックスのCal.3235やCal.3255、ブライトリングの自社製ムーブメント(一部モデルを除く)など、近年ではカレンダー変更禁止時間帯をなくし、日付の早送りを常時可能にしたモデルも登場しています。
カレンダー変更によるトラブルの際はカナルクラブへ
腕時計に不具合がある場合は、禁止時間帯に日付を変更した心当たりがないかを思い返してみてください。そして、不具合があるまま使い続けず、メンテナンスを依頼されるのがお勧めです。カナルクラブでは、3年に1度の定期メンテナンスやオーバーホールを推奨しております。
機械式腕時計の定期メンテナンスやオーバーホールの際は、年間7000件の修理実績を誇る、高度な技術力と適正価格のカナルクラブにお任せください。
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こちらのコラムでは主に初めてオーバーホールする方に向けてぜひ知っておいていただきたいことを書いています。
カナルクラブではオーバーホールの大切さを知っていただき、大切な腕時計の価値を長持ちさせていただきたいと思っております。
ご不明点がございましたらお気軽にお問い合わせください。