ステンレス製ブレスレットを守るためには

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ブレスレットを守るためには、内部に侵入した汗の油分や汚れを一度洗浄し取り除くことが大切です。ブレスレット洗浄の役割は、腕時計を清潔にする事だけではなく、腕時計の寿命を伸ばす役割もあります。
洗浄を長期間しないと、ブレスレットが劣化していき、腕時計本体の破損にも繋がってしまいます。もちろん、ブレスレットの交換が必要なほどの大きなダメージは数十年の時間を要しますが、放置してしまうと、どんどん劣化が進んでいってしまいます。

ブレスレットの劣化レベル

1.ブレスレットコマのピンパイプの交換 2.レーザー溶接 3.コマに穴を開け直してピンを開ける作業 4.ブレスレット自体の交換 の順に修理代金が高くなる。
劣化のレベルが後半の段階になればなるほど、修理代が高額になっていき、最終的にはブレスレット自体の交換となります。また、本体とブレスレットを結ぶバネ棒が錆などで劣化すると、本体側へ中折れする恐れがあり、最悪ケース交換等に繋がる場合もあります。
ブレスレットは高級時計の場合、10万円以上(K18の部分があるコンビブレスレットですと、その2倍以上)かかることもあります。製造からかなりの年数が経過していて、同じものが無いという場合もあります。高級時計は、例え純正だとしてもニュータイプのブレスレットではなく、販売当時の純正ブレスレットがそのままついていることに大きな価値があるので、なるべく交換は避けたいものです。

1年に一度のメンテナンスでブレスレットを
幾世代にも渡り守り続ける

カナルクラブでは修理完了後、“リューズ・ボタンを守ることが長期間リーズナブルなメンテナンスを行うコツ”であるということをお伝えしています。ブレスレットについても1年に一度のメンテナンスでいつまでも長持ちさせる事ができます。
ベルトピン
通常、オーバーホールの際のピンやパイプの交換で済みます。
コマとコマの間の隙間が空いているベルト
長年の間にコマとコマの間の隙間が空いてしまいます。内部に入り込んだ汗や、汚れを放っておくことによりステンレスの腐食が起こります。
コマとコマの間の隙間に汚れが溜まったベルト
ステンレスの腐食で外れたベルト

長期間オーバーホールをしないと、最終的にはブレスレットが使えなくなり、腕時計本体の破損にも繋がってしまいます。大きなダメージを負うまでは数十年の時間を要しますが「高級時計は一生もの」を超え「親族に受け継いでいく」という方も増えているため、事前に破損を防ぐということがとても重要になります。事前にトラブルを防ぐために、オーバーホールより短いサイクル“1年に一度”ブレスレットのメンテナンスをする事をお薦めしています。

よくあるブレスレットの破損原因

– 日常編 –
・腕のサイズが変わり、きつい状態で装着していてブレスレットが弾けてしまった
・ブレスレット駒の一部が断裂している事に気づかず、洋服にブレスレットを引っ掛けて破損した
– 腕時計本体の破損編 –
・スライドネジが緩んでいて、中留を外した瞬間に腕時計が落下して破損してしまう
・ブレスピンが緩んでいることに気づかずに断裂… 腕時計が落下して破損してしまう

以前カナルクラブにご依頼になった時計以外にもブレスレットが汚れた時計があれば、早めのご依頼をお奨めします。

ブレスレット メンテナンス料金

基本料金 5,500 円(税込み)〜
【サービス内容】
・ブレスレット洗浄
・スライドネジ再接着
・クラスプ緩み調節
・フラッシュフィット調節
・コマ留めピン・パイプ等のテェック

※上記の料金表は一部除外品がございます。
※部品交換が必要な場合、部品代金が別途かかります。
※ブレスレットの状態によっては別途修理代がかかる場合もございます。

ブレスレットの定期メンテナンス、オーバーホールは年間7000件の修理実績を誇る高度な技術力と適正価格のカナルクラブにお任せください。

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こちらのコラムでは主に初めてオーバーホールする方に向けてぜひ知っておいていただきたいことを書いています。

カナルクラブではオーバーホールの大切さを知っていただき、大切な腕時計の価値を長持ちさせていただきたいと思っております。

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