クオーツ腕時計もオーバーホール・メンテナンスは必要なのか?

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“ゼンマイ”を動力とする機械式腕時計は、定期的なオーバーホール(分解・洗浄)の実施で正常な動きを保ち、時計の寿命を長くすると一般的に広く知られています。では、“電池”を動力としているクオーツ腕時計に関しては、本当にオーバーホールが必要なのでしょうか。

カルティエ マストヴァンドーム ヴェルメイユ クォーツ

クオーツ時計は機械式腕時計と比べて精度が高く、毎日ゼンマイを巻かなくても動き続けます。止まってしまった場合は、電池を交換すれば正常に動くケースがほとんどであるため、クオーツ時計にオーバーホールは不要と思われている方も多いです。

しかし実際は、クオーツ時計が止まってしまう原因は電池の寿命だけではありません。

クオーツ時計が止まってしまう原因

– 潤滑油の不足

機械式腕時計と同様に、時計をスムーズに動かすための潤滑油が切れたり固まったりしてしまい、正常に動作しなくなる場合があります。

– 歯車や針の不調

ホコリやサビなどが原因となり、時計内部にある歯車が動きづらくなってしまう場合があります。衝撃を受けた影響で針にズレが生じ、正常に動作しなくなるケースも。

– 電池の漏液

電池切れの状態で長期間放置してしまうと、時計の回路部分に液が流れ込んでしまう場合があります。その場合は大きな故障の原因となり、最悪の場合は修理不可となる可能性もゼロではありません。

– 電子回路の寿命

クオーツ時計の電子回路の寿命は、約20~30年程度。しかし、この寿命はあくまでも平均値であり、使用状況やメンテナンスの頻度により前後します。

電池の寿命で時計が止まるだけでなく、知らず知らずのうちに時計内部でさまざまな不具合が生じている場合もあります。上記の原因から、クオーツ時計にもオーバーホールが必要な理由がご理解いただけたのではないでしょうか。定期的にオーバーホールを実施しておけば、思わぬトラブルや故障を事前に回避することが可能です。

クオーツ時計のオーバーホールもカナルクラブにお任せください

現在では、時計市場の大半を占めているといわれているクオーツ時計。比較的安価とはいえ、ロレックスやオメガなどの高級腕時計メーカーでもクオーツ時計はもちろん存在します。ご自身の大切な時計を長く愛用するためには、クオーツ時計も機械式腕時計と同じような価値観で、定期的にメンテナンスを実施しましょう。

カナルクラブは、御徒町で50年以上続く、高級腕時計専門の修理工房です。経験豊富で腕のいい技術者が、責任を持ってお客様の時計をオーバーホールいたします。機械式腕時計の定期メンテナンスやオーバーホールは、年間7000件の修理実績を誇るカナルクラブにお任せください。高度な技術を、適正価格でご提供いたします。

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こちらのコラムでは主に初めてオーバーホールする方に向けてぜひ知っておいていただきたいことを書いています。

カナルクラブではオーバーホールの大切さを知っていただき、大切な腕時計の価値を長持ちさせていただきたいと思っております。

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