クォーツ式腕時計にもオーバーホールが必要

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クォーツ式腕時計もオーバーホールが必要

腕時計にはゼンマイで動く機械式時計と、電池で動くクォーツ式時計があります。

クォーツ(水晶)には電気を通すことによって正確な振動を得られるという特性があり、クォーツ式時計はこれを利用して時間を刻んでいるため、非常に精度が高いという特徴があります。
遅れ、進みが少ないため、メンテナンス(=オーバーホール)の必要を感じにくいということはあるでしょう。
実際、歯車なども弱い力で駆動できるので油が劣化しても部品の摩耗の心配もほぼありません。

オーバーホールで防水効果を維持しよう

しかし、防水効果を維持するためには、オーバーホールは欠かせません。

裏ブタやリューズ内部には防水パッキンが装着されていますが、こちらもオイルと同様、数年で劣化します。
リューズ・裏ブタなどの金属部分に問題が無くても防水パッキンが劣化し防水効果が弱まると、内部に水分が侵入してしまいます。
また、高額部品である電子回路まで水分により腐食すると、予想外に修理費用がかかることになります。

また、電池切れで止まった後に電池が入ったままにしておくと電池が漏液し、電子回路を痛めることがあります。
この場合もオーバーホール料金は高めになるでしょう。
内部の破損ではゼンマイ式時計より高額になることはありませんが、外装部品(リューズ、ボタン、ガラスなど)の価格に基本的に差はありません。
やはり高級時計ですと、クォーツでもリューズなどの外装部品が破損すると思わぬ高額修理になる可能性があります。

また、どのメーカーもゼンマイ式時計の部品より、クォーツ時計の部品を早めに製造中止にする傾向があります。
そのためにも部品を労わる感覚が必要でしょう。

このように、クォーツ式腕時計も機械式腕時計と同様に、長く愛用するためにはオーバーホールが必要なのです。

平均的に、機械式腕時計はオーバーホールの頻度が3~4年に1回とされています。
それに対してクォーツ時計は油切れなどによるダメージは少ないものの、やはり防水性能が落ちると大きな被害を被るので、5年までのメンテナンス(=オーバーホール)をおすすめします。

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こちらのコラムでは主に初めてオーバーホールする方に向けてぜひ知っておいていただきたいことを書いています。

カナルクラブではオーバーホールの大切さを知っていただき、大切な腕時計の価値を長持ちさせていただきたいと思っております。

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