これからオールドウォッチになる時計

CATEGORY:

オールドウォッチのメンテナンス(=オーバーホール)

時計はどれくらいの期間、メンテナンス(=オーバーホール)をしながら使い続けることができるでしょうか?

今はわかりませんが、国産時計の場合、部品製造はは8年が義務付けられていました。
人気モデルはそれ以降も部品を生産し続けますが、8年経過すると、部品が入手できなくなる可能性があったのです。

一方海外ブランドでは相当長い年月部品は製造され続けます。
現に50年前のロレックスやオメガは部品がほぼすべて入手できるのです。
また、IWC(インターナショナル)やチュードル、ブライトリングなどもかなり古いモデルでも純正部品が入手できます。
そのため、現在でも、社会的価値が上がり続けるオールドウォッチの修理ができるのです。

海外高級ブランドの場合、法律というより自主的に部品を製造していますが、そうでなくては高価な時計は買えませんね?

メーカーが修理を打ち切った後も、時計を直す業者もいます。
もちろんメーカーに頼まれたわけではありませんが、これが高級時計の生態系と言えると思います。
高級時計にはその価値があるということです。

今はまだオールドウォッチとは言えない時計についてはどうか?

結構古めの、でもまだオールドウォッチとかアンティークと呼ぶには早いという時計についてはどうでしょう?

そのような時計はしばらくするとオールドウォッチになります。そしてさらに時間が経つとアンティークと呼ばれます。
そして少々オーバーホール料金が上がる時が来ます。

しかし、部品の破損さえあまりなければ、それほど高額修理になることはありません。
カナルクラブでは、まだオールドロレックス、オールドオメガになっていない時計についても、できるだけ早く良い状態に戻し、正しい使い方を知り、そして正しいメンテナンスサイクルで気軽にメンテナンス(=オーバーホール)をしながら、価値の上昇(金額だけではありません)を待つことをお勧めします。

同じカテゴリの記事

BREITLING アベンジャーバンディット クロノグラフ

ブライトリングの時計修理を安心して依頼するならカナルクラブへ

ブライトリングのメンテナンス・修理は、全国の正規販売店に依頼することも ...

クォーツ式ムーブメント

クォーツ時計のメンテナンス項目と最適なケア方法

クォーツ時計は一度電池交換をすれば長く使えると思われがちですが、実はそ ...

オメガ スピードマスターなどの現役モデルにも採用されるプラスチック風防の特性

腕時計には、文字盤や時計内部の部品を保護する「風防」が必ず備えられてい ...

SEARCH

MESSAGE

こちらのコラムでは主に初めてオーバーホールする方に向けてぜひ知っておいていただきたいことを書いています。

カナルクラブではオーバーホールの大切さを知っていただき、大切な腕時計の価値を長持ちさせていただきたいと思っております。

ご不明点がございましたらお気軽にお問い合わせください。