電子回路は修正できない
時計ブランドがフランスでも、イタリアでもスイスメイドであれば、信頼性が高いのはもちろん、かなり長い期間部品は製造されます。しかし、クオーツ時計に関してて言えば、オートマチックや手巻きのような機械式時計よりやや早いタイミングで部品が製造中止になるようです。もっとも数十年は部品を作り続けるのですが。歯車、レバーなどに比べ電子回路が早めになくなってしまう傾向があるようです。その他の部品に比べて、生産個数が少ないと思われます。電子回路は旋盤で修正したり、作成したりできるものではないので無くなるとお手上げです(悲)
また電子回路はかなり古めの時計ですと、今のものより壊れやすかったようにも思います。
古い電池の漏液に注意
また電池が無くなった後、長期間古い電池を入れたままにしておくと電池が漏液し、電子回路が破損する可能性が高くなるともいわれています。クォーツ時計が止まってしまったら、早めに電池交換をなさると良いでしょう。
できれば早めのメンテナンスをお薦めします
大事な時計がクォーツでしたら、また1990年やそれ以前のモデルでしたら今のうちにオーバーホールをしておくことをお薦めします。(すでに部品が入手できなくなっているものもありますのでご相談ください)