およそ40年前、1980年頃にはすでに、ユニバーサルやIWC(当時はインターナショナルと呼んでいましたが)のような時計の部品は国内では製造中止と言われていました。そしてほとんどのメーカーがETAムーブメントを使い始めた頃と同時期です。その後はETA社のムーブメント使用のタイプは問題が無かったのですが、その前の自社ムーブメント使用のものは,部品破損があった時は、なかなか直らなくなってしまいました。しかし、最近ネットの発達のおかげで入手できるようになってきました。昔の自社ムーブメントの時計も、ちゃんと動けば人気が復活するはずなので。喜ばしい限りです。

 

 

昔は、どのブランドにも代理店があり、輸入販売していました。もしかすると、代理店はアフターサービスを打ち切るときに、製造中止と公表していたのかもしれませんね。つまりその後も本国のメーカーは、しばらくの間、部品を作り続けていたかもしれません。どちらにしても昔は部品が無くて、諦めなくてはいけなかった時計が、何十年も経った、今は直せる。(もちろん全部の部品が入手できるわけではありませんが)世界中で技術者が寄ってたかってオールドウォッチを直していくというイメージが頭に浮かびます。オールドウォッチの価値が上がり続ける今、非常に心強いです。

同じカテゴリの記事

オーバーホールで部品の劣化は元に戻らない

オーバーホールでは部品の劣化が元に戻るわけではありません。部品が劣化す ...

カナルクラブから

READ

切替車2 リューズでゼンマイを巻いないのに破損してることもある

前回のブログでは,リューズでゼンマイを巻くとき、急いで巻くと切替車に負 ...

カナルクラブから

READ

切替車を守る方法  1

リューズでゼンマイを巻くときに急がない 切替車はどちらかというと、破損 ...

カナルクラブから

READ

CATEGORY

SEARCH

ARCHIVES

MESSAGE

当ブログでは皆さんに時計に関してのあらゆるお話ができたらと思いますので宜しくお願いします!

施工事例や時計に関するよもやま話などホームページ内ではお伝えしきれなかった内容も書かせていただきますのでぜひご覧下さい。

高級時計修理工房
カナルクラブ