きちんと定期メンテナンスをしていればロレックスやオメガシーマスターのどの強化防水時計は本当に良い状態を長年保つことが可能です。その状態ですと、水に気を付ける必要はありません。一方、非防水の時計ですと初めから防水性が無いとわかっていますから、 雨や汗にも気を付けますね。それで結構サビの被害が少ないケースが多いです。

 

 

強化防水時計はどれくらいの期間安心していられるか?

ロレックス(ほぼ全モデル)やオメガシーマスターなど強化防水時計は多いのですが、強化防水時計でもやはり、リューズ・裏ブタなどのゴムパッキンが劣化すると防水性は落ちていき、そのうち非防水になってしまいます。「ネジ込み式リューズだから大丈夫だろう」と考え、つい内部のサビを発生させてしまいます。そして発生したサビは徐々に進行します。オイルの劣化は時計が動かなければ部品の摩耗はありません。しかし、サビは進行します。もし、ここ10年間オーバーホールをしていないが、時計を使ってもいないとします。使用をやめる前に水分が浸入しているとすると、時計を使用しなくてもその水分は徐々にサビを進行させます。

 

 

パッキンの劣化は4年が目安

ゴムパッキンは使用頻度が高い場合は、4年くらいでかなり劣化します。ただ、その劣化をオーナーが感じることができないので、ついついメンテナンスのタイミングが遅れる傾向があり、しかし「防水時計だ」という認識があるために,ついつい水分に対しての注意力が少なく、水の被害が大きくなってしまいます。

 

これを防ぐには定期的なメンテナンスしかない

強化防水時計の方がサビが出やすいという傾向が多いように思います。理由は、防水が効くのはパッキンがちゃんと機能している間という前提が忘れられているからです。(あるいはご存じなかったかもしれませんね)防水性の弱い時計や、非防水時計では、使う際の気をつけ方が違うので案外大きな被害が無かったりします。凄い防水時計がどんどん発表されていますが、その防水性も条件付きです。まず・・パッキンが有効であること、つまり劣化していないことです。ロレックスの新タイプのリューズは、リューズパッキンが黒いゴムから白いシリコン製になっているので、防水性能が非常に長持ちします。しかし、裏ブタのパッキンはゴムなので、やはり定期メンテナンスの時に、パッキン交換をする必要があります。

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