以前にも紹介したことがありますが、IWCの新旧防水リューズの画像です。
左:旧タイプ(魚マーク) 右:新タイプ
大きく変更してきましたね。外見だけでいうと、ニュータイプの方が良いように思ってしまいますが、やはり歴史というものもあるので当然魚マークも捨てがたい。リューズは小さいものなので、魚マークの方が一瞬で認知できるという感じもあります。
カナルクラブのお客様にもリューズ交換の際に魚マークをご指定なさる方がいらっしゃいます。魚マークのリューズもまだ残っていますが、無くなると新タイプが納品されます。どのモデルの魚マークのリューズが残っているかは、その都度調べてご連絡をしています。しかし、IWCも「製造中止、終わり」ではなくデザイン変更があったとしても作り続けてくれるというのは、実にありがたいです。何しろカナルクラブとしては、何世代にも渡って時計が受け継がれるというお手伝いをさせていただくことが使命と考えておりますので。『部品は修正して使える』とか、『いずれもっと簡単に部品作成ができる』などと言っていますが、外装部品はそういうわけにはいきませんからね。