すごく古いヴァシュロンコンスタンタン(当時はバセロン コンスタンチンと言っていた時代です)中古時計販売業者の依頼で、金無垢(18金)をポリッシュしました。

25年くらい前ですが、その当時でも、40年くらい経過してる時計です。結果は、すごく綺麗になったのですが、何か変な雰囲気なんです。このヴァシュロンはデザインそのものがアンティークの雰囲気だったのですが、キズ一つない姿は、まるでシワ一つないおばあちゃんという感じです。(レディースでしたので)

人間でも、やはりシワも白髪も少しは無いとなかなか違和感があるものです(笑)

もちろん新品時代に一度戻してみたいという方はぜひお試しください。ポリッシュをすると凄く綺麗になるので、新鮮な気分でその時計に向き合えるはずです。しかし少しキズが付いたからといってメンテナンスの度にあまり何回もポリッシュしすぎた時計は全体的なデザインに陰りがでるということを覚えておいていただければよいと思います。

 

 

同じカテゴリの記事

愛着が深まる  スピードマスターのΩマーク物語

オメガ スピードマスター などのプラスチック風防仕様をお持ちの皆様、ご ...

カナルクラブから

READ

腕時計は家と同じ値段だった!?

時計の価値が180度変わった日 時計にある程度詳しい方なら聞いたことが ...

カナルクラブから

READ

特殊性と大衆性を併せ持つロレックス人気の秘密

ロレックス、なぜこんなに人気なのか? 街を歩けば必ずと言っていいほど見 ...

未来から見たあなたの時計 カナルクラブから

READ

CATEGORY

SEARCH

ARCHIVES

MESSAGE

当ブログでは皆さんに時計に関してのあらゆるお話ができたらと思いますので宜しくお願いします!

施工事例や時計に関するよもやま話などホームページ内ではお伝えしきれなかった内容も書かせていただきますのでぜひご覧下さい。

高級時計修理工房
カナルクラブ