前回 “オーバーホール時の部品チェックの基準”というタイトルでオーバーホール時の部品交換について書きました。

 おさらいになりますが・・・・その時に書いた部品交換の基準は

1 ノーダメージで全く問題無い

2 少しダメージがあるものの、問題無く使える

3 ダメージが大きく、交換が必要                        3つがあります。

 

きちんと定期メンテナンスされている時計は がほとんどで(全部の場合もあります)、長期間良くない状況(オイルとゴムパッキンの劣化)で使用し続けるともちろん2 , 3 が増えてきます。3は交換が必須ですが、2はとりあえず交換が必要ありません。

新品でご購入から3~5年ごとにメンテナンス=オーバーホールをなさっていらっしゃるお客様がいらっしゃいます。当然部品判定はであることが多いです。定期的にメンテナンス=オーバーホールを最初から繰り返されてきた時計は、部品のダメージはほとんどありません。(結局一生何も交換しないで済んだということも起こり得ます)

 

次に大きなダメージを被って高額な修理代を払ってオーバーホールした場合について書きます。の使用不能の状態の部品が多かったはずですがのまだ使える部品も数多くあったはずです。の部品は、定期メンテナンスで寿命が延びますが,これは長い目で見ると絶対とは言えません。

 

もちろん交換した部品は新品になっているので長期間もつでしょう。しかしその他の部品は定期メンテナンスを施されている時計に比べ,ある程度のダメージを受けています。この差はやはり大きいと思います。新品でご購入から5年くらいの時計をお持ちなら早めのメンテナンス=オーバーホールをお勧めします。ご購入から5年ですと、オイルの劣化とゴムパッキンの劣化が起こっているでしょう)

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