リファレンスナンバー6桁ロレックスの理想的なメンテナンス計画

ロレックスはリファレンスナンバーを4桁 → 5桁 → 6桁と変えながらモデルチェンジしてきました。
(リファレンスナンバーとはロレックスのどの機種か、を表すナンバーです)

例えば1601、16234、116234などです。

ここではリファレンスナンバー6桁のロレックスのメンテナンス=オーバーホールについて書きます。
5桁モデル、例えば16234は、1985年〜88年頃から約20年製造されています。

6桁モデル、例えば116234は、5桁年代以降、現在から10年位前からの製造になります。
(だいたい2005年位からになります)

リファレンスナンバー4桁5桁と6桁の違いは、製造されてからの時間(年月)です。
ズバリ言うと古いか新しいかです。
つまり下に書いたリューズ破損が起こっている可能性が6桁は圧倒的に低いということになります。
(それは同時にリファレンスナンバー6桁の修理代が平均的に低いと言うことになります)


@リューズ破損と最終オーバーホール価格の関係

カナルクラブで基本オーバーホール料金を低く設定にもかかわらず部品料金を足した最終価格が高額になって
しまう場合、ほとんどの場合リューズの破損が原因です。つまりリューズを破損させないことが長年に渡り、
リーズナブルなメンテナンスを可能にします。


Aなぜリューズが破損するのか?

リューズが破損する原因は主に2つです。

@リューズを強く締めるすぎる習慣によりリューズ内側のネジ山が破損する。
Aリューズとチューブの間の狭い隙間に侵入した汗の脂分が原因で、リューズ・チューブが破損する。
(図1の赤線の部分)
ステンレスは脂分などが付着して空気に触れない環境では ステンレス表面の“酸化被膜”ができなくなり鉄
などと同じように腐食します。

ステンレスは本来丈夫で腐食しにくい金属ですが、その性質はその物質の性質なので変えようがありません。
ではどうすれば良いか?それを下記をご覧ください。


B使用法・使用頻度によりリューズを守る

汗がリューズ内側の隙間に入ると確かに腐食しますが、汗の量にも関係があります。
できれば夏場のご使用は少な目にするのが良いでしょう。
(使用頻度が低い場合、リューズのダメージも少ない傾向があります) また、どちらにしても汗の影響を多かれ
少なかれ受けるので、

「リューズが破損する前にオーバーホールをする」これが重要になります。

オーバーホールの際の洗浄で、リューズ内側についた脂分が除去されるので、ステンレスは再び空気に触れる
ことで表面に“酸化被膜”ができ、腐食しない性質が蘇ります。

すでにリューズが破損している場合はしょうがないのですが、まだ間に合う確率が圧倒的に高いリファレンス
ナンバー6桁こそリューズ内側が腐食する前に適切なメンテナンス=オーバーホールをしておくことを強くお薦
めします。

そして適切なオーバーホールをなさった後は
・できれば夏の使用頻度を少なくする(汗のダメージを少なくする)
・基本的な時計の正しい使い方を守る
・最長でも5年までの定期メンテナンスを行う
(ご使用頻度が高い場合のベストは3年・4年です)

大きく言うとこの3つが大切です。
これでロレックスをリーズナブルな料金で長期間良い状態で維持することが可能になるでしょう;

ぜひ早めのメンテナンスを。
サブマリーナ・シードゥエラー・デイトナなどは、図2のように、リューズ下部にもゴムパッキンがあります。
この構造ですと、汗がリューズ上の部分に侵入しないので、リファレンスナンバー4桁・5桁のタイプでさえ
リューズが破損していることはほとんどありません。また、ゴムパッキンが劣化した後でもその効果はかなり
続きます。


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